2011年 12月 30日
・・・◎・・・
2011年4月13日 山梨県西八代郡市川三郷町
この町は、一昔前に、あの凶悪な宗教団体の本拠地があった町で、今は町名も変わって新しく出発している。
濁り沢の滝
いつものように駐車場などない田舎の県道。
道路の広いところに車を置いて、身支度をして沢に入ってみるとそこに40歳くらいの男性が、小さな三脚に小さなビデオカメラをセットして、沢の小さな流れを撮影していた。
私はまじめに「面白いものを撮影していますね」と話しかけた。
その男性の話はこうだった。
「私は、滝とは言えないような小さな水の流れが好きなんです。すごく癒されるんです。夜に、なかなか眠れないようなときにこの映像を見ていると心が癒されて眠れるんです。この奥に大きな滝がありますけど、大きな滝の映像を見ると眼が冴えてしまって眠れなくなるんです」
「何と優しい神経の持ち主だ」と思った。
この男性にあえて反論はしなかったが、私は大きな滝のほうが好きだ。
沢に入ると路はなく、ツルツル滑る岩の上をおよそ300mほど歩いていくと、あった!!。
あっち向いたりこっち向いたり曲がりながら落ちてくる白い帯のような滝だ。
全体の落差は50mくらいはありそうだ。
芦川支流 濁り沢の滝
ここで、内緒話・・・
私は絵が苦手で、自分で描くことは諦めてきたが、何とか描きたいと思って、100円ショップで画材??を買ってきてこの日山に携行した。
そしてこの滝の前で絵を一枚描いた。
決して人様に見せられるようなものではないが、私の人生〇〇年の中でたった一枚の滝の絵だから、大切に、小さな額に入れて机の前の壁に飾ってある。
その後はこの画材はそのまま引きだしにしまいこんである。
この滝には、是非もう一度行ってみたい、そして絵を描くかどうかはわからないが・・・・。
この日はほかに、横沢不動の滝を訪問して、千波の滝を遠望して帰ってきた。
(ブログ2011・4・30)
・・・◎・・・
2011年5月15日 下泉不動の滝
先日、親しい友人の実家のお母様が亡くなられて、葬儀にも参列できなかったので、遅ればせながら、弔問にお伺いした。
その途中に、山中で見かけたなんとも可愛らしい滝。
地元の人に聞いてもそこに滝があることすら知らないようだ。
道端の沢にかかる小さなふた筋の滝で、おそらく名前もないだろうと思い、私は勝手に、
「新婚夫婦滝」と名づけた。
まるで、まだ初々しい経済力も乏しい若いカップルが、古い痛んだアパートの一室を愛の巣として、これから巣立とうとしている姿に見えたのであった。
尾呂久保、新婚夫婦の滝(おろくぼしんこんめおとのたき)3~4mほどの落差
帰り道、お天気もよかったので、以前に訪れた事のある、下泉不動の滝を再訪してきた。
下泉不動の滝 静岡県榛原郡川根本町しもいずみ
雌滝
雄滝
清滝
倉沢不動の滝
かまんどの滝
枇杷の沢不動の滝
これで七滝全部まわり、枇杷の沢不動の滝に着いたときは、夕暮れの遅い5月でもたそがれ迫る時刻となって、山中の滝は、薄暗くなっていた。でも気分は最後の七滝目を探し当ててルンルンだった。
(ブログは2011・5・21~24)に掲載
ひと区切りにします・・・・・今年中におわるかなぁ??。
滝紀行総まとめ・その2
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2011年4月13日 山梨県西八代郡市川三郷町
この町は、一昔前に、あの凶悪な宗教団体の本拠地があった町で、今は町名も変わって新しく出発している。
濁り沢の滝
いつものように駐車場などない田舎の県道。
道路の広いところに車を置いて、身支度をして沢に入ってみるとそこに40歳くらいの男性が、小さな三脚に小さなビデオカメラをセットして、沢の小さな流れを撮影していた。
私はまじめに「面白いものを撮影していますね」と話しかけた。
その男性の話はこうだった。
「私は、滝とは言えないような小さな水の流れが好きなんです。すごく癒されるんです。夜に、なかなか眠れないようなときにこの映像を見ていると心が癒されて眠れるんです。この奥に大きな滝がありますけど、大きな滝の映像を見ると眼が冴えてしまって眠れなくなるんです」
「何と優しい神経の持ち主だ」と思った。
この男性にあえて反論はしなかったが、私は大きな滝のほうが好きだ。
沢に入ると路はなく、ツルツル滑る岩の上をおよそ300mほど歩いていくと、あった!!。
あっち向いたりこっち向いたり曲がりながら落ちてくる白い帯のような滝だ。
全体の落差は50mくらいはありそうだ。
芦川支流 濁り沢の滝
ここで、内緒話・・・
私は絵が苦手で、自分で描くことは諦めてきたが、何とか描きたいと思って、100円ショップで画材??を買ってきてこの日山に携行した。
そしてこの滝の前で絵を一枚描いた。
決して人様に見せられるようなものではないが、私の人生〇〇年の中でたった一枚の滝の絵だから、大切に、小さな額に入れて机の前の壁に飾ってある。
その後はこの画材はそのまま引きだしにしまいこんである。
この滝には、是非もう一度行ってみたい、そして絵を描くかどうかはわからないが・・・・。
この日はほかに、横沢不動の滝を訪問して、千波の滝を遠望して帰ってきた。
(ブログ2011・4・30)
・・・◎・・・
2011年5月15日 下泉不動の滝
先日、親しい友人の実家のお母様が亡くなられて、葬儀にも参列できなかったので、遅ればせながら、弔問にお伺いした。
その途中に、山中で見かけたなんとも可愛らしい滝。
地元の人に聞いてもそこに滝があることすら知らないようだ。
道端の沢にかかる小さなふた筋の滝で、おそらく名前もないだろうと思い、私は勝手に、
「新婚夫婦滝」と名づけた。
まるで、まだ初々しい経済力も乏しい若いカップルが、古い痛んだアパートの一室を愛の巣として、これから巣立とうとしている姿に見えたのであった。
尾呂久保、新婚夫婦の滝(おろくぼしんこんめおとのたき)3~4mほどの落差
帰り道、お天気もよかったので、以前に訪れた事のある、下泉不動の滝を再訪してきた。
下泉不動の滝 静岡県榛原郡川根本町しもいずみ
落差45mの滝は水量豊富で気持ちがいい。
(ブログ2011・05・15)
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2011年5月21日 阿多古七滝
浜松市の山間部に天竜川に流れ込む阿多古川がある。
そこに阿多古七滝がある。
阿多古川の阿多古七滝だから、川筋に沿って一直線に滝が並んでいてくれたら、こんな楽な滝行きはないのだが、なかなかそんなわけには行かない。
でも点在している滝を探すのも楽しみの一つである。この日は点在する七滝総てを探しあてることが出来た。
青谷不動の滝
雌滝
雄滝
清滝
倉沢不動の滝
かまんどの滝
枇杷の沢不動の滝
これで七滝全部まわり、枇杷の沢不動の滝に着いたときは、夕暮れの遅い5月でもたそがれ迫る時刻となって、山中の滝は、薄暗くなっていた。でも気分は最後の七滝目を探し当ててルンルンだった。
(ブログは2011・5・21~24)に掲載
ひと区切りにします・・・・・今年中におわるかなぁ??。
by yo-shi2005
| 2011-12-30 12:08
| 滝
|
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Comments(2)
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by
夢民
at 2011-12-30 17:53
x
よしさま 今年も一年お疲れさまでした。
滝、滝、たきた…どの画像を観ても滝が流れているように見えて
どの画像もつなぎ目があるかないな確かめてしまいます。
滝の名前を覚えてれいられるのが 摩訶不思議です。
滝、滝、たきた…どの画像を観ても滝が流れているように見えて
どの画像もつなぎ目があるかないな確かめてしまいます。
滝の名前を覚えてれいられるのが 摩訶不思議です。
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by
yo-shi2005 at 2011-12-31 19:41
夢民さま
コメント有難うございます。
自分でも驚くほどいろいろな滝に行っていますね。滝自体の数としてはこの総まとめが終わったときの滝の数の2倍以上になると思います。文字通り滝バカか滝中毒ですよね。
でもこんなようなバカが日本中には沢山いるのですよ。
一度滝に行ってくると写真を100枚以上取ってきてPCに入れてあります、その写真を何枚か見ると大体の滝の名前はわかります。
ほんとうに摩訶不思議です。他の事はすぐにわすれてしまうのにねぇ。
コメント有難うございます。
自分でも驚くほどいろいろな滝に行っていますね。滝自体の数としてはこの総まとめが終わったときの滝の数の2倍以上になると思います。文字通り滝バカか滝中毒ですよね。
でもこんなようなバカが日本中には沢山いるのですよ。
一度滝に行ってくると写真を100枚以上取ってきてPCに入れてあります、その写真を何枚か見ると大体の滝の名前はわかります。
ほんとうに摩訶不思議です。他の事はすぐにわすれてしまうのにねぇ。