2012年 04月 27日
嬉しかった話
このところの雨で、庭の花たちも大分傷んできた。
そこで夕方、仕事を終わってから、少し手入れをして上げた。
玄関アプローチの右側に、ビオラの大きな鉢が5個も並んでいる。
花柄摘みもこのところの雨で儘にならない日が続いたので、まずそこから手をつけた。
鉢を引っ張り出した。
するとその鉢の陰にひっそりと・・・白い花を付けた勿忘草だ!!。
可愛い白い花はにっこりと、こっちを見ているような気がした。
それを見た私は、嬉しさのあまり・・・
「おぉ、今年はお前には逢えないと思っていたんだ、こんなところによく芽をだしたなぁ」
と小さな声で話しかけていた。(表庭だから大きな声で花と話すわけにはいかない)
そして、次に、ハナガラを摘もうとして40cmもあるノースポールの鉢を動かすと、今度はその鉢のすみっこのほうに、ピンクの勿忘草が遠慮するように、ひっそりと咲いていた。
これには驚いた
「おぉ、お前もか。よく芽を出したなぁ」と私はつぶやいた。
勿忘草は、普通は秋10月頃に種を蒔くのだが、昨年秋は採取した種はあったのだが、蒔くのを忘れて、12月に気が付いたが、もう遅いと思って諦めたのだった。
でも今日見つけた、この2色の勿忘草はおそらく去年落ちた種が今年になってから芽を出したものだと思う・・・・ということは12月に蒔いても間に合ったはずだ。
自己主張で助かった話
先日このブログに、「寒いので手を洗うのが億劫でサフィニァを助けた」という話を書いたが、これは、寒い頃に自己アピールして助かったサフィニァの話。
表庭で、寒さの為に葉はみんな枯れてしまって、何が植えてあったかわからないようになってしまった、カップ型の鉢があった。
裏庭に持ってきて、鉢の土を出そうと、よく見ると、枯れた茎の根元に近いところに米粒くらいの緑色の芽を見つけた。
「こいつはまだ生きてるなぁ」と思ってそのまま置いてみた。
そのときは、土いじりをしていて、園芸用のビニール手袋をしいるときだった。
その米粒ほどの緑色の芽がなかったら、古い土とともに鉢からぶちまけられてしまうところだったが・・・。
「私、まだいきてるよ~」と自分の生存を主張したのだろう、その為に助かったサフィニァだった。その後、その小さな芽は、寒さが緩むにつれてだんだん大きくなって、今では・・・
もうひとつ、ちょっと古い話
去る24日に、滝に行った帰りに、蕗を摘んできたことは当日の記事にちょっと書いたが、そのときの写真と歌があります。
早春に春の香りとして食卓に登る食材に、「ふきのとう」があるが、そのふきのとうを、そのまま大きくしたら最後はどうなるかという話。
こんなふうになります。
山の中の小さな沢の沢床といい、その岸といいあちこちにこんなのが見られる。
これが本来のフキノトウの仕事で、タンポポのような綿毛の種が沢山付いていて、風に飛んで入って、種を撒き散らしているわけだ。
はなごよみ 3題
嬉しかった話
このところの雨で、庭の花たちも大分傷んできた。
そこで夕方、仕事を終わってから、少し手入れをして上げた。
玄関アプローチの右側に、ビオラの大きな鉢が5個も並んでいる。
花柄摘みもこのところの雨で儘にならない日が続いたので、まずそこから手をつけた。
鉢を引っ張り出した。
するとその鉢の陰にひっそりと・・・白い花を付けた勿忘草だ!!。
可愛い白い花はにっこりと、こっちを見ているような気がした。
それを見た私は、嬉しさのあまり・・・
「おぉ、今年はお前には逢えないと思っていたんだ、こんなところによく芽をだしたなぁ」
と小さな声で話しかけていた。(表庭だから大きな声で花と話すわけにはいかない)
そして、次に、ハナガラを摘もうとして40cmもあるノースポールの鉢を動かすと、今度はその鉢のすみっこのほうに、ピンクの勿忘草が遠慮するように、ひっそりと咲いていた。
これには驚いた
「おぉ、お前もか。よく芽を出したなぁ」と私はつぶやいた。
勿忘草は、普通は秋10月頃に種を蒔くのだが、昨年秋は採取した種はあったのだが、蒔くのを忘れて、12月に気が付いたが、もう遅いと思って諦めたのだった。
でも今日見つけた、この2色の勿忘草はおそらく去年落ちた種が今年になってから芽を出したものだと思う・・・・ということは12月に蒔いても間に合ったはずだ。
自己主張で助かった話
先日このブログに、「寒いので手を洗うのが億劫でサフィニァを助けた」という話を書いたが、これは、寒い頃に自己アピールして助かったサフィニァの話。
表庭で、寒さの為に葉はみんな枯れてしまって、何が植えてあったかわからないようになってしまった、カップ型の鉢があった。
裏庭に持ってきて、鉢の土を出そうと、よく見ると、枯れた茎の根元に近いところに米粒くらいの緑色の芽を見つけた。
「こいつはまだ生きてるなぁ」と思ってそのまま置いてみた。
そのときは、土いじりをしていて、園芸用のビニール手袋をしいるときだった。
その米粒ほどの緑色の芽がなかったら、古い土とともに鉢からぶちまけられてしまうところだったが・・・。
「私、まだいきてるよ~」と自分の生存を主張したのだろう、その為に助かったサフィニァだった。その後、その小さな芽は、寒さが緩むにつれてだんだん大きくなって、今では・・・
もうひとつ、ちょっと古い話
去る24日に、滝に行った帰りに、蕗を摘んできたことは当日の記事にちょっと書いたが、そのときの写真と歌があります。
早春に春の香りとして食卓に登る食材に、「ふきのとう」があるが、そのふきのとうを、そのまま大きくしたら最後はどうなるかという話。
こんなふうになります。
山の中の小さな沢の沢床といい、その岸といいあちこちにこんなのが見られる。
これが本来のフキノトウの仕事で、タンポポのような綿毛の種が沢山付いていて、風に飛んで入って、種を撒き散らしているわけだ。
by yo-shi2005
| 2012-04-27 22:18
| 花日記
|
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Comments(9)
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miyakeoriibu at 2012-04-27 22:34
勿忘草 忘れられないようにちゃんと自己主張
可愛い花ですね。
蕗の薹をそのままにしておくとツワブキのように綿毛の種ができるとは・・・・。
初めて知りました。
綿毛の前にはツワブキのような黄色い花が咲いていたのかな?
可愛い花ですね。
蕗の薹をそのままにしておくとツワブキのように綿毛の種ができるとは・・・・。
初めて知りました。
綿毛の前にはツワブキのような黄色い花が咲いていたのかな?
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カメラを変えてからというもの、私も結構花を撮影するようになりました。
と言っても、うちにはないので外でですが…
先日白藤の滝が増水時に行った時も、本来は花を撮影しようと家を出たのですが…^_^;
本日訪問した牛ヶ淵の滝…らしきもの、帰ってから調べてみたら実はニセモノでした( ̄▽ ̄;)!!
牛ヶ淵の滝よりも上流にある10m滝だそうです。(牛ヶ淵は8m。)
でも、上部がひょんぐりになっていていい滝でしたよ♪
この界隈、このクラスの無名滝が無数に存在するようです。
なのになぜ他と変わらないのに牛ヶ淵の滝だけ名があるか謎ですが…
と言っても、うちにはないので外でですが…
先日白藤の滝が増水時に行った時も、本来は花を撮影しようと家を出たのですが…^_^;
本日訪問した牛ヶ淵の滝…らしきもの、帰ってから調べてみたら実はニセモノでした( ̄▽ ̄;)!!
牛ヶ淵の滝よりも上流にある10m滝だそうです。(牛ヶ淵は8m。)
でも、上部がひょんぐりになっていていい滝でしたよ♪
この界隈、このクラスの無名滝が無数に存在するようです。
なのになぜ他と変わらないのに牛ヶ淵の滝だけ名があるか謎ですが…
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yuriazami at 2012-04-28 14:25
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yo-shi2005 at 2012-04-28 18:20
miyakeoriibu さま
コメント有難うございます。
勿忘草の白とピンクは今年は諦めていましたので、うれしいです。
フキノトウはたぶん白か黄色の花が咲いたのだと思いますが私も見たことがないので知りません。この綿毛で繁殖するのですね。
タンポポと同じ様に飛んでいました。
コメント有難うございます。
勿忘草の白とピンクは今年は諦めていましたので、うれしいです。
フキノトウはたぶん白か黄色の花が咲いたのだと思いますが私も見たことがないので知りません。この綿毛で繁殖するのですね。
タンポポと同じ様に飛んでいました。
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yo-shi2005 at 2012-04-28 18:24
お茶さま
コメント有難うございます。
白藤は例年5月5日に白藤祭りがありますが、昨年は満開になっていなかったようでした。先日見たところでは今年も花が間に合わないような硬い蕾の状態でした。
しっかり跳ね上がった本物のひょんぐりの滝を見てみたいです。
コメント有難うございます。
白藤は例年5月5日に白藤祭りがありますが、昨年は満開になっていなかったようでした。先日見たところでは今年も花が間に合わないような硬い蕾の状態でした。
しっかり跳ね上がった本物のひょんぐりの滝を見てみたいです。
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yo-shi2005 at 2012-04-28 18:27
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yo-shi2005 at 2012-04-28 18:33
yuriazami さま
コメント有難うございます。
水色の勿忘草は丈夫でわざわざ蒔かなくても芽が出てきておおきくなりますが、ピンクと白は、あまり自分からは発芽しません。
これを見たときは嬉しかったです。
今花盛りの庭ですが、花が終わったものを後始末をしてあげなくてはいけません。今日も半日やりました、くたびれました。
コメント有難うございます。
水色の勿忘草は丈夫でわざわざ蒔かなくても芽が出てきておおきくなりますが、ピンクと白は、あまり自分からは発芽しません。
これを見たときは嬉しかったです。
今花盛りの庭ですが、花が終わったものを後始末をしてあげなくてはいけません。今日も半日やりました、くたびれました。
勿忘草って、確か奥様の好きな花でしたよね。
花が咲くたびに思い出していらっしゃる?
以前、私の友だちに私を象徴する花は、なんでしょうか?と、
尋ねたことがありました。
誕生の日に因んだ花よって言うんですよ。
それは、コスモスだったのです。私、その花を好きだったので、チョッピリ嬉しかったのですが?
実際に逢えば、ぜ~ぜん、違うって思うかも知れないのに、こんな昔話をしてしまいました。
会わないから安心して言えるのだとも、言えるんですが。
花が咲くたびに思い出していらっしゃる?
以前、私の友だちに私を象徴する花は、なんでしょうか?と、
尋ねたことがありました。
誕生の日に因んだ花よって言うんですよ。
それは、コスモスだったのです。私、その花を好きだったので、チョッピリ嬉しかったのですが?
実際に逢えば、ぜ~ぜん、違うって思うかも知れないのに、こんな昔話をしてしまいました。
会わないから安心して言えるのだとも、言えるんですが。
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yo-shi2005 at 2012-04-28 21:11
Mrs.和やか さま
コメント有難うございます。
勿忘草の名前は以前から知っていたのですが、このはなを始めてみたのは、妻と箱根湿性花園に行ったときでした。
妻が、「勿忘草ってこういう花だよ」というので見ると・・・・
歌のイメージとは程遠い状態の花でした。
それは、勿忘草の終り頃で葉は黄色く茎は間伸びして、先っぽに少し花が残っている状態で雑草の感じでした。がっかりでした。
しばらくして、園芸店で見かけた勿忘草は今日の写真のような可愛らしいものでした。それから改めてこのはなが好きになりました、二人とも・・。
あなたのイメージはコスモスよりも白百合か、白のアマリリスの感じと想像します。
コメント有難うございます。
勿忘草の名前は以前から知っていたのですが、このはなを始めてみたのは、妻と箱根湿性花園に行ったときでした。
妻が、「勿忘草ってこういう花だよ」というので見ると・・・・
歌のイメージとは程遠い状態の花でした。
それは、勿忘草の終り頃で葉は黄色く茎は間伸びして、先っぽに少し花が残っている状態で雑草の感じでした。がっかりでした。
しばらくして、園芸店で見かけた勿忘草は今日の写真のような可愛らしいものでした。それから改めてこのはなが好きになりました、二人とも・・。
あなたのイメージはコスモスよりも白百合か、白のアマリリスの感じと想像します。