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2014年 09月 08日

飛龍の滝 滝行きこぼれ話

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昨日はパソコンがあんまりもたもたしているので中断しました。失礼しました。

9月6日のことです。三島市の松尾を滝を観賞して箱根に急ぎました。 そこからです。

三島市から国道一号を箱根に上ると一休みするための駐車場があり道はこのあたりでいくつかに分かれます。

そのうちのひとつ箱根新道を下ることにした。
地図で見てもこの道路のどこから滝に向かえばいいか、はっきりとは書いてなかった。
でも、この道からは滝になんか行ける脇道は見当たらなかった。ナビの地図では、もう車は滝のあたりを通り過ぎてしまった、
この道は高速道路ではないが準高速と言った感じで、うっかり車をとめてもたもたしていたら危険だ。
仕方なくそのまま進んだ。小田原まで行ってしまった。

こうなったら最後の手段と思い、来るまでは行けるはずのない山中の滝を目的地にして入力した。
するとナビは、先ほどのおりくちのなかった箱根新道に導いた。
そのまま行ってみると、おりくちがあった、でもこのおりくちは箱根から小田原方面に進んでいるときは利用できない。
何はともあれした道に出ることができた、・・・・やれやれ。

この辺で誰かに聞いてみようと、歩いてきたおじさんに声をかけた。

「飛龍の滝に行きたいんですけど、どこから山に入ったらいいでしょうか?」
「あぁ、飛龍の滝かぃ、それならねぇ、あそこにカーブミラーが見えるでしょう、あそこを入っていくと坂道の入り口がありますよ、山道を50分かかるよ」」
そこでついでに・・・、
「腹が減っちゃったんだけど、この近くで何か食わせてくれる店はないですか?」
何でも聞いてみるのが一番早い。
「あぁ、それだったら、この奥にあるよ、蕎麦屋だよ」
「どこら辺ですか?」
「この奥だよ、店の前に車を置けるから」

どうやらこのオジさんもその店に行くところだったようだ。

オジさんはビールを飲み、私はそばを食べた.


腹ごしらえができ、教えられた駐車場に車を入れて、身支度をして、いざ出発だ。
こんな時は、この先の道がどんな道かなんてことは全く気にすることなく、滝に行く期待だけで胸が弾むものだ。
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_21531854.jpg


コンクリート舗装の傾斜のきつい坂道が続いた。

そして、町の上水道施設のあるところまでは、綺麗な道が続いた。
ところが、この施設を過ぎると途端に別の道のように荒れていた。その荒れ方の形態は場所によってさまざまだが、どこもみんなひどい道だった。

滝紀行で書いたが、途中で素敵なカップルと出会い、それが今度の滝観の楽しさを倍増してくれた。

ところどころに道標があって、歩いてきた距離と、これから滝までの距離が記されている。これは歩く人にとっては励みになる。

この時点では名前も知らなかったのでカップルと書くが・・・
カップルは、私より後から来たが、途中で追いつかれ滝前の橋の手前で、先に行ってもらった。
正直な話私は疲れていた。

二人は若い、もう石段を上がって橋まで行ってしまった。
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_21185633.jpg


私も後を追って行ったが、この橋の先にまだひと登りしなくてはならなかった。
そして観瀑台へ、そこからの写真
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_2121669.jpg


これでは、滝前の巨大な岩とその上の方の木の枝で、滝は半分しか見えない。

これで帰ったんじゃぁつまんねぇ!!。

観瀑台の外は立ち入り禁止のロープがはってあるがそれをまたいで切り立った大きな岩をよじ登ぼり、滝つぼの前まで登って行った。

ここからだったら、最上部は見えないが主要部はよく見える。
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_21251797.jpg


見ると二人も同じように登ってくるではないか。

心配なのは彼女の服装だった。
くるぶしほどの短いブーツ、短パン、タンクトップにショルダーバッグを肩にかけている、これでは尖った岩にぶっつけたら怪我をする。と私がする必要のないような心配をしながら見ていた。
私の近くまで登ってきてしまった。

そして写真を撮りながら彼女は
あそこの滝つぼで誰かが滝に打たれているみたいに見えるね」と言う、見ると本当にそんな感じの岩があった。
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橋まで降りてきてみると、上では見えなかった、もっと上の方に部分も見ることができた。
なるほど大きな滝なんだ。
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_2140188.jpg


危ない岩場を下りて、帰路についた。
登ってくる時よりは楽で、時間も早く降りたが、上る時は舗装してあっていい道だと思った道が、苔が雨で湿って滑る、何度か転びそうになりながら下った。

若い二人は疲れてよろよろになった私の脚を気遣いながら一緒に降りてきた。
飛龍の滝 滝行きこぼれ話_e0033229_2141474.jpg


滝を見た満足感もさることながらこの二人と出会ったことが今回の滝見の旅の楽しさを倍増してくれた。

長々とご覧いただきありがとうございました。
どういうわけか今日はパソコンがサクサクと動いてくれました。
だからこんなに長くなっちゃって・・・・・。



by yo-shi2005 | 2014-09-08 22:01 | Trackback | Comments(2)
Commented by ナチュラルライフ123 at 2014-09-08 22:20 x
こんばんは
久しぶりによしさんの滝廻りを読ませていただきました。
疲れが出ると微熱が出るような体になってしまい、
年のせいかなと思っています。

険しい飛龍の滝も若い方と一緒で、パワーをもらったように
歩けて良かったですね。
若い二人も、よしさんとハイキングが出来て
楽しかったと思いますよ。
Commented by yo-shi2005 at 2014-09-10 10:57
ナチュラルライヒ123さま
コメント有難うございます。
集中豪雨のころから、ブログがストップしていたので、とても気になっていましたが、コメントいただいて安堵しました。
体調を崩されたご様子、夏の疲れかと思いますが、どうぞお大事になさってください。
私は、この夏の天候不順を愚痴りながらも合間に滝めぐりをしております。今回の滝はかなり疲れましたが、よい思い出ができました。
くれぐれもお体おお大事になさって早くお元気になってください。



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富士山を崇め、滝に魅せられ、花を育てるのが大好き。こんなひとが書くブログです。


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