2015年 01月 26日
朝方は雲が多かった。
私は裏庭の花たちの前を通って仕事場に入る。
その時は「きょうは曇りだからこの花もだめだな」とオキザリスの蕾を見ながら仕事場に入った。
そしてお昼になった。
外に出てみると綺麗な青空になっていた。
見るとオキザリスが綺麗に開いている。
「おぉ、綺麗に咲いたなぁ。渦巻きみてぇな蕾もいいけどやっぱり咲いたほうが可愛いやぁ」
するとオキザリスは
「おやじさん、このごろお世辞がじょうずになったね、私らだって本当は咲きたいんだよ、でもね、お日様が照らしてくれないと咲けないんだよ」。
「そうかぁ、俺んちの庭はせまいからなぁ、すぐ日が陰っちゃうんだいなぁ。今度宝くじでも当たったらもっと広い庭のあるうちに引っ越すか・・・」
オキザリスもあきれた様子、私が宝くじなんか買わないことをよく知ってるのかもしれない。
横でそのやり取りを見ていた、桃色の花を持つ”桃の輝き”って言う子が、口をはさんだ。
「親父さん、私だってお日様が当たってくれればこんなふうに咲くんだよ。広い庭に行きたいねぇ」
「バカぁ言うんじゃねぇ、おめぇだって俺が宝くじ買わないことぐらい知ってるだろう」
桃の輝きは賑やかな顔をして桃色に輝いていた・・・。
そして、昼ご飯を食べて外に出てみると空は乳白色の雲に覆われていた。
オキザリスも
花好き親父は萎んだ花の前で独り言
「これじゃぁ庭が広くったって同じことだぃなぁ」
花好き親父の負け惜しみのお粗末。
花好き男の戯言(たわごと)
朝方は雲が多かった。
私は裏庭の花たちの前を通って仕事場に入る。
その時は「きょうは曇りだからこの花もだめだな」とオキザリスの蕾を見ながら仕事場に入った。
そしてお昼になった。
外に出てみると綺麗な青空になっていた。
見るとオキザリスが綺麗に開いている。
「おぉ、綺麗に咲いたなぁ。渦巻きみてぇな蕾もいいけどやっぱり咲いたほうが可愛いやぁ」
するとオキザリスは
「おやじさん、このごろお世辞がじょうずになったね、私らだって本当は咲きたいんだよ、でもね、お日様が照らしてくれないと咲けないんだよ」。
「そうかぁ、俺んちの庭はせまいからなぁ、すぐ日が陰っちゃうんだいなぁ。今度宝くじでも当たったらもっと広い庭のあるうちに引っ越すか・・・」
オキザリスもあきれた様子、私が宝くじなんか買わないことをよく知ってるのかもしれない。
横でそのやり取りを見ていた、桃色の花を持つ”桃の輝き”って言う子が、口をはさんだ。
「親父さん、私だってお日様が当たってくれればこんなふうに咲くんだよ。広い庭に行きたいねぇ」
「バカぁ言うんじゃねぇ、おめぇだって俺が宝くじ買わないことぐらい知ってるだろう」
桃の輝きは賑やかな顔をして桃色に輝いていた・・・。
そして、昼ご飯を食べて外に出てみると空は乳白色の雲に覆われていた。
オキザリスも
花好き親父は萎んだ花の前で独り言
「これじゃぁ庭が広くったって同じことだぃなぁ」
花好き親父の負け惜しみのお粗末。
by yo-shi2005
| 2015-01-26 22:27
| 花日記
|
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Comments(1)
Commented
by
ナチュラルライフ123
at 2015-01-27 22:12
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こんばんは
オキザリスとの会話楽しく読ませていただきました。
私も先日、お隣の犬とおしゃべりをしていたら
隣のご主人が出てきて、独り言が増えたな~と
言われてしまいました。
(隣に犬はしゃべられません)
オキザリスとの会話楽しく読ませていただきました。
私も先日、お隣の犬とおしゃべりをしていたら
隣のご主人が出てきて、独り言が増えたな~と
言われてしまいました。
(隣に犬はしゃべられません)
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