2016年 08月 11日
今年から新しく制定された国民の祝日、「山の日」だそうだ。
よし、それなら山の親戚に行こう。もうじき旧盆だし。
静岡市街地のかなり北の方に竜爪山(りゅうそうざん)という山がありその山の南側のふもとに、亡妻の従兄弟(故人)の家があり、そこには残された未亡人84歳くらいの老女が、働き者の倅と住んでいる。
そうだあそこへ行こう。
早速電話した
「もしもし、ねぇさん?、俺よしだけど、毎日暑いねぇ、元気でいたかぃ」
「あぁ、よしさんかぃ、久しいのぉ、わたしゃぁ元気だけど、このごろはあちいもんだで、何かするのがめんどくさくなっちゃって困るんだよ」
「元気ならいいよ。今からお線香上げに行こうと思うんだけど、ねぇさんうちにいるでしょう?」
「なに!今から来るんかぃ、今日は倅もいねぇし、わし一人じゃ何にもできねぇから、あと二日ばっかしると倅が三日ばっか休みをとってあるっつうから、そん時来ておくれ」。
「いいよ、倅はいなくったって、俺が牡丹餅買って持ってくからねぇさんは、お茶をいっぱいいれてくれりゃぁそれでいいんだ、ねぇさんの元気な顔を見て一緒に牡丹餅を食やぁそれでいいんだからさ」
なんだかんだといって年長者の意見に押し切られた形で、今日は親戚にはいかないことになった。
それなら山っていえばあの坂道散歩に行こうと夕方近く涼しくなってから出かけた。
この道で一番気になるのはこの坂道の途中に咲くあの真っ赤なルコー草のことだ。
「もう咲いているのだろうか」
楽しみに登っていくと、どうやらこの花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまうらしい。
今日咲いてしぼんでしまった花柄と、明日咲きそうなつぼみが私を待っていた。
やっぱりここのほうが早く咲きはじめたようだ。そこで我が家のはと帰宅後に見たら・・・・
今こんな状態
蕾はあるのかなとよく目を凝らしてみると・・・・あった!。
その長さおよそ5mm、見落としそうだがこれがつぼみの素だ。
このくらい拡大しないと見えないくらいだが。
坂道を登っていくと、可哀想に山の道端に植えられたアジサイが萎れかけていた、すぐ横には大きな農業用の水槽があるのにその中の水を吸うことができない植物の悲しさ。
展望台まで行って、涼風に当たり、戻ってきた、今日は朝から富士山は霞か雲か何かに隠れて見えなかったので、風景写真を撮る気にもならない。
車のところまで戻って、道端に繁茂する葉っぱを見ると、どこかで見たような・・・・
そうだ我が家にある私が大事にとっておいた雑草の葉っぱだ。
私のコースの一番上の展望台でちょうど5時のチャイムが鳴っていた。
車のところまで来るのに下り坂は早い20分しかかからない。
この時間では蚊がすごいだろうなとは思ったが、車から50mほど離れたところにある滝?に行ってきた。
その落差二段合わせて2mあるかな。
白滝不動の滝
こうして、坂道を歩いて、きわめて小さいながらも滝を見た、私の「山の日」だった。
山の日・山の坂道を花歌散歩
今年から新しく制定された国民の祝日、「山の日」だそうだ。
よし、それなら山の親戚に行こう。もうじき旧盆だし。
静岡市街地のかなり北の方に竜爪山(りゅうそうざん)という山がありその山の南側のふもとに、亡妻の従兄弟(故人)の家があり、そこには残された未亡人84歳くらいの老女が、働き者の倅と住んでいる。
そうだあそこへ行こう。
早速電話した
「もしもし、ねぇさん?、俺よしだけど、毎日暑いねぇ、元気でいたかぃ」
「あぁ、よしさんかぃ、久しいのぉ、わたしゃぁ元気だけど、このごろはあちいもんだで、何かするのがめんどくさくなっちゃって困るんだよ」
「元気ならいいよ。今からお線香上げに行こうと思うんだけど、ねぇさんうちにいるでしょう?」
「なに!今から来るんかぃ、今日は倅もいねぇし、わし一人じゃ何にもできねぇから、あと二日ばっかしると倅が三日ばっか休みをとってあるっつうから、そん時来ておくれ」。
「いいよ、倅はいなくったって、俺が牡丹餅買って持ってくからねぇさんは、お茶をいっぱいいれてくれりゃぁそれでいいんだ、ねぇさんの元気な顔を見て一緒に牡丹餅を食やぁそれでいいんだからさ」
なんだかんだといって年長者の意見に押し切られた形で、今日は親戚にはいかないことになった。
それなら山っていえばあの坂道散歩に行こうと夕方近く涼しくなってから出かけた。
この道で一番気になるのはこの坂道の途中に咲くあの真っ赤なルコー草のことだ。
「もう咲いているのだろうか」
楽しみに登っていくと、どうやらこの花は朝咲いて夕方にはしぼんでしまうらしい。
今日咲いてしぼんでしまった花柄と、明日咲きそうなつぼみが私を待っていた。
やっぱりここのほうが早く咲きはじめたようだ。そこで我が家のはと帰宅後に見たら・・・・
今こんな状態
蕾はあるのかなとよく目を凝らしてみると・・・・あった!。
その長さおよそ5mm、見落としそうだがこれがつぼみの素だ。
このくらい拡大しないと見えないくらいだが。
坂道を登っていくと、可哀想に山の道端に植えられたアジサイが萎れかけていた、すぐ横には大きな農業用の水槽があるのにその中の水を吸うことができない植物の悲しさ。
展望台まで行って、涼風に当たり、戻ってきた、今日は朝から富士山は霞か雲か何かに隠れて見えなかったので、風景写真を撮る気にもならない。
車のところまで戻って、道端に繁茂する葉っぱを見ると、どこかで見たような・・・・
そうだ我が家にある私が大事にとっておいた雑草の葉っぱだ。
私のコースの一番上の展望台でちょうど5時のチャイムが鳴っていた。
車のところまで来るのに下り坂は早い20分しかかからない。
この時間では蚊がすごいだろうなとは思ったが、車から50mほど離れたところにある滝?に行ってきた。
その落差二段合わせて2mあるかな。
白滝不動の滝
こうして、坂道を歩いて、きわめて小さいながらも滝を見た、私の「山の日」だった。
by yo-shi2005
| 2016-08-11 20:05
| 歌散歩
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