2010年 06月 05日
私のちっぽけな商売を内職としてサポートしてくれる80歳になるおばさんがいる。
・・・・あまりに若々しい女性なのであえて”あ”は入れない。
2~3日前のおばさんとの会話。
お 「暑くなく寒くなく天気もいいし、いい陽気だねぇ」
私 「こんな日は仕事なんかしてちゃぁ勿体無いくらいだね」
お 「せっかくこんないい天気なんだから、瀧でも観に行ってくればいいの
に」
私 「うん、行きてぇのは山々だけどさ、仕事もあるし、これでも我慢して
るんだよ」
お 「そうだね、あと二日もすれば休みが来るから、そうしたら気兼ねなく
いけるしね」
私 「こんどねぇ、由比の山ん中にいい滝があるそうだから、そこへ行こう
と思ってるんだよ」
そんな話をして休みが来たので由比の山ん中に行ってきた。
国道1号バイパスから、由比町の旧道に
入り右手に学校を過ぎると看板が出ている。
そこを鋭角に左折して坂道を登る。
どこまでも登っていくと看板が出ている。
50m先に駐車場とある。
車を置いて、今回は最初から長靴を履いて
沢でもどこでも歩けるように準備して出発。
遊歩道は綺麗に整備されていて階段を100m近く下りていくと瀧の音が大きくなってくる。
ところが、すぐ下に沢があって滝の音も大きく聞こえてくるのに、遊歩道は鉄の階段で上に上がるようになっている。
私は、逆らって、沢に下りた数メートルの瀧が勢いよく沢に落ちている。
最下段の瀧だ
その上に大き目の瀧があるようだが、その手前の大きな岩が邪魔で見えない。
この岩に登ろうとしたが、手がかりも足がかりもなくとても無理だ。
仕方なく遊歩道に戻って鉄の階段を登ってみた。
下から2段目の瀧は大きな瀧だが鉄の階段からは全体を見ることができない。
「こんな中途半端な写真をとってもつまらない」。
だれも見ていないのをいいことに、鉄の階段の手すりを乗り越えて瀧つぼが下に見えるところに身を乗り出した。
もしも落ちたら、滝つぼにドボンか周囲の岩にガツン。身の危険を感じた。
だが、危険を冒しただけのことはあった。素晴らしい瀧だ。
銚子口メインの瀧
落差30mはありそうだ。
滝口に大きな岩があり二つに分かれて落ちてきた瀧は途中で交差して片方が岩に当たって角度を変えて、二つ並んで滝つぼに落ちるといった珍しい形をしている。
木につかまりながら写真を3枚ほど撮って、急いで手すりの内側に戻った。
〇 岩に裂かれ また交わりて 離れても
最後は同じ 滝つぼに落ち よし
鉄の階段はまだまだ続く。
そして上のほうにまだ小さな瀧がいくつか続いていて、それぞれに滝つぼを持っているようだが、残念なことに木々の緑にさえぎられてよく見えない。
最上段は林道の駐車場のすぐ向こうにあった。
想像では全体で5段くらいの段瀑で全体の高さは100mに近いのではないかと思う。
倒れて沢にせり出した桜の枝にさくらんぼが赤く熟れていた。
このとき、空模様が怪しくなってきた。
あと二つ見る予定で出かけてきたのだが、いかがなりますか、続きは明日書きます。
明日は半世紀ぶりの桑に実の味、雨の中の瀧。
瀧紀行、銚子口の瀧
私のちっぽけな商売を内職としてサポートしてくれる80歳になるおばさんがいる。
・・・・あまりに若々しい女性なのであえて”あ”は入れない。
2~3日前のおばさんとの会話。
お 「暑くなく寒くなく天気もいいし、いい陽気だねぇ」
私 「こんな日は仕事なんかしてちゃぁ勿体無いくらいだね」
お 「せっかくこんないい天気なんだから、瀧でも観に行ってくればいいの
に」
私 「うん、行きてぇのは山々だけどさ、仕事もあるし、これでも我慢して
るんだよ」
お 「そうだね、あと二日もすれば休みが来るから、そうしたら気兼ねなく
いけるしね」
私 「こんどねぇ、由比の山ん中にいい滝があるそうだから、そこへ行こう
と思ってるんだよ」
そんな話をして休みが来たので由比の山ん中に行ってきた。
国道1号バイパスから、由比町の旧道に
入り右手に学校を過ぎると看板が出ている。
そこを鋭角に左折して坂道を登る。
どこまでも登っていくと看板が出ている。
50m先に駐車場とある。
車を置いて、今回は最初から長靴を履いて
沢でもどこでも歩けるように準備して出発。
遊歩道は綺麗に整備されていて階段を100m近く下りていくと瀧の音が大きくなってくる。
ところが、すぐ下に沢があって滝の音も大きく聞こえてくるのに、遊歩道は鉄の階段で上に上がるようになっている。
私は、逆らって、沢に下りた数メートルの瀧が勢いよく沢に落ちている。
最下段の瀧だ
その上に大き目の瀧があるようだが、その手前の大きな岩が邪魔で見えない。
この岩に登ろうとしたが、手がかりも足がかりもなくとても無理だ。
仕方なく遊歩道に戻って鉄の階段を登ってみた。
下から2段目の瀧は大きな瀧だが鉄の階段からは全体を見ることができない。
「こんな中途半端な写真をとってもつまらない」。
だれも見ていないのをいいことに、鉄の階段の手すりを乗り越えて瀧つぼが下に見えるところに身を乗り出した。
もしも落ちたら、滝つぼにドボンか周囲の岩にガツン。身の危険を感じた。
だが、危険を冒しただけのことはあった。素晴らしい瀧だ。
銚子口メインの瀧
落差30mはありそうだ。
滝口に大きな岩があり二つに分かれて落ちてきた瀧は途中で交差して片方が岩に当たって角度を変えて、二つ並んで滝つぼに落ちるといった珍しい形をしている。
木につかまりながら写真を3枚ほど撮って、急いで手すりの内側に戻った。
〇 岩に裂かれ また交わりて 離れても
最後は同じ 滝つぼに落ち よし
鉄の階段はまだまだ続く。
そして上のほうにまだ小さな瀧がいくつか続いていて、それぞれに滝つぼを持っているようだが、残念なことに木々の緑にさえぎられてよく見えない。
最上段は林道の駐車場のすぐ向こうにあった。
想像では全体で5段くらいの段瀑で全体の高さは100mに近いのではないかと思う。
倒れて沢にせり出した桜の枝にさくらんぼが赤く熟れていた。
このとき、空模様が怪しくなってきた。
あと二つ見る予定で出かけてきたのだが、いかがなりますか、続きは明日書きます。
明日は半世紀ぶりの桑に実の味、雨の中の瀧。
by yo-shi2005
| 2010-06-05 22:55
| 滝
|
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Comments(6)
今晩は。
次々に滝を発掘して行きますね。
由比の道・・ずっと走って峠を越えると富士川まで抜ける道かな?
人間カーナビの長男が、この道を行くと芝川に抜けると言うので半信半疑で行った事があります。一部狭いところがありましたが、無事大きな橋の所に出ました。
桑の実を食べた時の舌の色を思い出します。ずっと昔の思い出です。
次々に滝を発掘して行きますね。
由比の道・・ずっと走って峠を越えると富士川まで抜ける道かな?
人間カーナビの長男が、この道を行くと芝川に抜けると言うので半信半疑で行った事があります。一部狭いところがありましたが、無事大きな橋の所に出ました。
桑の実を食べた時の舌の色を思い出します。ずっと昔の思い出です。
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yo-shi2005 at 2010-06-06 19:23
やまぶどうさま
コメント有難うございます。
そうです由比の旧道から富士川にかかる大きな蓬来橋に出ますがその橋の手前の交差点を左折すると芝川にいけます。
桑の実は久しぶりでしたが、酸味が強いような気がしました。口が甘味に慣れているせいでしょうか。
コメント有難うございます。
そうです由比の旧道から富士川にかかる大きな蓬来橋に出ますがその橋の手前の交差点を左折すると芝川にいけます。
桑の実は久しぶりでしたが、酸味が強いような気がしました。口が甘味に慣れているせいでしょうか。
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timata-sn at 2010-06-06 19:27
yo-shi2005さん こんばんは
今日も良いお天気でしたが、風がなくて蒸暑かったですよ。
ここの所良いお天気が続いて居るのでじっとはして居られなかったようですね。
銚子口の滝 に行かれたのですね。
今地図を広げて見ましたよ。入山の地名はありましたが・・・・・
変わった形の滝ですね、水の落ちて行くのが離れてまた合流と余り
見ることのない形の滝ですよね。
お天気が悪くなったのですね、先ずは帰られた方が良いかと思いますが・・・・・
今日も良いお天気でしたが、風がなくて蒸暑かったですよ。
ここの所良いお天気が続いて居るのでじっとはして居られなかったようですね。
銚子口の滝 に行かれたのですね。
今地図を広げて見ましたよ。入山の地名はありましたが・・・・・
変わった形の滝ですね、水の落ちて行くのが離れてまた合流と余り
見ることのない形の滝ですよね。
お天気が悪くなったのですね、先ずは帰られた方が良いかと思いますが・・・・・
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ごますりちゃん
at 2010-06-06 21:12
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yo-shi2005 at 2010-06-06 21:30
timata-sn さま
コメント有難うございます。
わざわざ地図を確認してくださったのですね。入山はあってもこの瀧は地図には載っていませんけっこう大きな瀧ですが地図には載りません。
もう一つの瀧を雨の中、見てきました。UPは後日になります。
コメント有難うございます。
わざわざ地図を確認してくださったのですね。入山はあってもこの瀧は地図には載っていませんけっこう大きな瀧ですが地図には載りません。
もう一つの瀧を雨の中、見てきました。UPは後日になります。
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yo-shi2005 at 2010-06-06 21:37
ごますりちゃん さま
コメント有難うございます。
瀧の話題でなくてもかまいませんよ。瀧なんてのは興味のある人意外にはつまらない話しですから。
このさくらんぼは直径15cmもあるような桜の木が瀧の前の土砂崩れで倒れて、まだ根が少しついているので枯れずに実をつけていたのです。これは食べてみる気にはなりませんでしたが、このあとUPする瀧の近くにあった桑の実は食べて見ました。懐かしい味でした。
コメント有難うございます。
瀧の話題でなくてもかまいませんよ。瀧なんてのは興味のある人意外にはつまらない話しですから。
このさくらんぼは直径15cmもあるような桜の木が瀧の前の土砂崩れで倒れて、まだ根が少しついているので枯れずに実をつけていたのです。これは食べてみる気にはなりませんでしたが、このあとUPする瀧の近くにあった桑の実は食べて見ました。懐かしい味でした。