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2014年 01月 23日

ようやく分かったマーク

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貴方はこのマークをご存知ですか?。

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実は昨年6月初めに、滝友のお茶さんと、長野、岐阜、富山と滝めぐりをしたときに岐阜県丹生川村の山中に落ちる「銚子の滝」の前の滝の名前を掘った石の碑にこのマークがついていた。

丹生川村・銚子の滝                            銘鈑
ようやく分かったマーク_e0033229_21241916.jpgようやく分かったマーク_e0033229_21244896.jpg
















あれから半年の間、これは何のマークかなぁと思っていた。

先日、群馬でミニ同窓会をやった時、同級生に、大河ドラマで有名になった新島襄の実家に連れて行ってもらったがその時、説明をしてくれた案内人の方が胸にぶら下げた名札にもこのマークがついていた。

帰りがけにそのおじさんに、「これは何のマークなんですか?」と尋ねたが、「さぁ?何のマークかわかりません」という返事だった。

それ以来、よけいに気になって、ここ何日かネットで探していたら、今日見つかった。

このマークは文化庁で設定した、「文化財愛護シンボルマーク」だそうだ。

そしてこのマークは、神社や寺院の建物に使われている「斗栱=ときょう)をデザイン化したものだそうだ。

その斗栱とはどんなものかというと。
簡単なものはこういうもの
ようやく分かったマーク_e0033229_21425740.jpg


もっと立派なもの(日光・陽明門)
ようやく分かったマーク_e0033229_2219592.jpg


中には、よくこんなものが作れると思うほど複雑なものもある。神社仏閣の建物の柱の最上部にあって梁を支えている形になっている。

<斗栱(ときょう)のきっかけは>
この斗栱の始まりについて前に聞いたことがあった。
そもそもこの斗栱をつけるようになった始まりは、どのくらい昔のことかわからないが、ある宮大工の名人がいた。
あるとき、「弘法にも筆も誤り」といわれるように、この名人宮大工が柱の木取りをしているとき寸法を間違えて、3寸ほど短く切ってしまった。
それに代わる材木もなく思案していると、近くにいた若い小僧が「棟梁、それならこの柱の上に横木を一本はさんだらどうですか、梁の補強にもなりますし」と進言した。
棟梁は唸った。
「背負うた子に教えられ浅瀬を渡るとはこのことか」と言ってその小僧の言うとおりにしたところ、一段と立派なものに見えるように出来上がり、それが、寺社建築によく取り入れられるようになったということだ。




by yo-shi2005 | 2014-01-23 22:01 | | Trackback | Comments(0)
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