2014年 05月 04日
昔は田植えの時期に雨が降らなかったりすると、お百姓さんたちは祈るしかなかった。
その祈りを滝の前でささげたようで、雨乞いの滝と名前のつく滝は沢山ある。
山梨県身延町にもある。
この滝は昨年滝友の「お茶」さんと一緒に行ったが見つからずに帰ってきた。
そしてつい先日やはり身延町の「水呑橋の滝」を訪問した時も探しに寄ってみた、しかしやっぱりわからずに帰ってきた。
だが解らないままというのが、のどに魚の骨が刺さったようですっきりしない。
そこで一昨日、昔風に言えば「文を出した」相手は「身延町観光協会案内所」にメールを出したのだ。
有難いことにその日のうちに返事が来た。
およその道順を説明して、その後に、もしも滝を探しの身延町に来られたら、観光協会に寄ってくれれば、詳しい人を呼んで説明してくださるという親切な返事だった。
そして今日出かけた。
日曜日とあって、身延山久遠寺の周辺は車で混雑していたので、とりあえず観光協会案内所には寄らずに直接三度目の現地に行ってみた。
そして、新しい砂防堰堤の前まで車で上がり、その先はどのネットサイトにも載っていない私にとっては未知の世界に足を踏みいれた。(少々おおげさ)
巨大な新しい堰堤が立ちはだかり、その堰堤には上る為の階段が付いている。
だがその前に倒木の混じったがれ場を越えなければならない。
まずは下見のつもりで、コンデジ一つもってそのがれ場を上がって行った。一番高いところまで上がって下を見ると眼がくらむ思いだった。
高さ14,5mというから4階の屋上の手すりがない状態を考えれば想像できる。
左 第6号堰堤、右 第9号砂防ダム
左の隅に階段がある。
ネットのサイトで場所の説明をされているのは、5年以上も前の地理案内だからあてにはならない、なぜなら、この新しい巨大な砂防堰堤は平成25年完成だから。
感に任せてダムの上流を探してみると、左岸の河原に突きだした土手のような小さな尾根の向こうにも流れがある、写真の右の第9号砂防ダムの上流だ。
そちらに行ってみた。
すると…ある。ここに流れ込む支沢の100m位上流に滝が見える。
急いで行ってみた。9号堰堤の滝(仮称)
だが、これはどうも違うようだもっと滝壺が広いはずだ。
そこで新しい6号堰堤まで戻り、上流に向かって進んだ。
弧の堰堤ができる前はこの当たりませ道路があったようで、ガードレールの残骸やアスファルトの路面もところどころに残っている。
上流に200mほど進むと100mほど前方に大きな堰堤が見えてきた。
そしてここにも右側から流れ込む支沢がある。・・・・これかな?・・・・・。
近づいて覗き込むと、その支沢の100mあまり奥にも滝が見える。
進んで行ってみると・・・今度はどうやら本物のようだ。
身延川 支沢 雨乞いの滝 2段の滝で落差は13~4m位はありそうだ。
滝壺の近くまで行けて、久しぶりで滝のしぶきを浴びてきた。
そして、そのすぐ下流の左岸から流れ落ちる、細い滝
雨乞い左岸の滝(仮称)これも10mを越えそうだ。
こうして、ひとまず満足して帰ってきた。のどの使えも落ちたような気分だった。
なお、この滝に関しては、先日の身延町の水呑橋の滝と一緒に詳しくこのブログの姉妹ブログ滝ブログに掲載します。
身延川 雨乞いの滝
昔は田植えの時期に雨が降らなかったりすると、お百姓さんたちは祈るしかなかった。
その祈りを滝の前でささげたようで、雨乞いの滝と名前のつく滝は沢山ある。
山梨県身延町にもある。
この滝は昨年滝友の「お茶」さんと一緒に行ったが見つからずに帰ってきた。
そしてつい先日やはり身延町の「水呑橋の滝」を訪問した時も探しに寄ってみた、しかしやっぱりわからずに帰ってきた。
だが解らないままというのが、のどに魚の骨が刺さったようですっきりしない。
そこで一昨日、昔風に言えば「文を出した」相手は「身延町観光協会案内所」にメールを出したのだ。
有難いことにその日のうちに返事が来た。
およその道順を説明して、その後に、もしも滝を探しの身延町に来られたら、観光協会に寄ってくれれば、詳しい人を呼んで説明してくださるという親切な返事だった。
そして今日出かけた。
日曜日とあって、身延山久遠寺の周辺は車で混雑していたので、とりあえず観光協会案内所には寄らずに直接三度目の現地に行ってみた。
そして、新しい砂防堰堤の前まで車で上がり、その先はどのネットサイトにも載っていない私にとっては未知の世界に足を踏みいれた。(少々おおげさ)
巨大な新しい堰堤が立ちはだかり、その堰堤には上る為の階段が付いている。
だがその前に倒木の混じったがれ場を越えなければならない。
まずは下見のつもりで、コンデジ一つもってそのがれ場を上がって行った。一番高いところまで上がって下を見ると眼がくらむ思いだった。
高さ14,5mというから4階の屋上の手すりがない状態を考えれば想像できる。
左 第6号堰堤、右 第9号砂防ダム
左の隅に階段がある。
ネットのサイトで場所の説明をされているのは、5年以上も前の地理案内だからあてにはならない、なぜなら、この新しい巨大な砂防堰堤は平成25年完成だから。
感に任せてダムの上流を探してみると、左岸の河原に突きだした土手のような小さな尾根の向こうにも流れがある、写真の右の第9号砂防ダムの上流だ。
そちらに行ってみた。
すると…ある。ここに流れ込む支沢の100m位上流に滝が見える。
急いで行ってみた。9号堰堤の滝(仮称)
だが、これはどうも違うようだもっと滝壺が広いはずだ。
そこで新しい6号堰堤まで戻り、上流に向かって進んだ。
弧の堰堤ができる前はこの当たりませ道路があったようで、ガードレールの残骸やアスファルトの路面もところどころに残っている。
上流に200mほど進むと100mほど前方に大きな堰堤が見えてきた。
そしてここにも右側から流れ込む支沢がある。・・・・これかな?・・・・・。
近づいて覗き込むと、その支沢の100mあまり奥にも滝が見える。
進んで行ってみると・・・今度はどうやら本物のようだ。
身延川 支沢 雨乞いの滝 2段の滝で落差は13~4m位はありそうだ。
滝壺の近くまで行けて、久しぶりで滝のしぶきを浴びてきた。
そして、そのすぐ下流の左岸から流れ落ちる、細い滝
雨乞い左岸の滝(仮称)これも10mを越えそうだ。
こうして、ひとまず満足して帰ってきた。のどの使えも落ちたような気分だった。
なお、この滝に関しては、先日の身延町の水呑橋の滝と一緒に詳しくこのブログの姉妹ブログ滝ブログに掲載します。
by yo-shi2005
| 2014-05-04 23:01
| 滝
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Comments(2)
Commented
by
ぉ茶
at 2014-05-04 23:11
x
画像で見る限りあれ?
なんか他所様の画像と比べると随分違うような…
でもさらによく見てみると、どうやら随分荒れてしまった事、そして異常に水量が多いことから違う滝に見えたようです。
ただ、荒れ具合はちょっと異常のようです…
なんか他所様の画像と比べると随分違うような…
でもさらによく見てみると、どうやら随分荒れてしまった事、そして異常に水量が多いことから違う滝に見えたようです。
ただ、荒れ具合はちょっと異常のようです…
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Commented
by
yo-shi2005 at 2014-05-05 21:39
お茶さま
コメント有難うございます。
この時は、下見のつもりでコンデジだけで出かけました。
滝を見つけてから、車に戻るには、あのがれ場を渡らなければならなかったので、コンデジで我慢しました、なのでスローシャッターが効きません、
余り硬い岩盤から落ちてる滝ではないように見えましたから滝の形は変わっているかもしれませんね。
あの早川町からさほど遠くないところですから、このあたりもきっと大雨に見舞われていると思います。
コメント有難うございます。
この時は、下見のつもりでコンデジだけで出かけました。
滝を見つけてから、車に戻るには、あのがれ場を渡らなければならなかったので、コンデジで我慢しました、なのでスローシャッターが効きません、
余り硬い岩盤から落ちてる滝ではないように見えましたから滝の形は変わっているかもしれませんね。
あの早川町からさほど遠くないところですから、このあたりもきっと大雨に見舞われていると思います。