2015年 02月 27日
昨年はお雛様を出さなかった。
目のあるものは一年に一度くらいは明るいところに出してあげるものだと。亡妻はよく言っていた。
昨年お雛様を出さなかった後ろめたさのせいか、仏壇の妻が
「おひなさまだしてあげてぇ」と言ってるような気がして、ついに出した。
静岡はひな人形の産地だった。
内裏雛は妻に頼まれて私が知り合いのひな人形屋さんで買ってきた、そして三人官女は妻がどこかのお店で買ってきたものだ。
桃の花の代わりに、昨晩おひたしにする菜花を一本残しておいたのをビンに挿し、もうひとつ表庭で咲いていた、花かんざしの花を小さなコップに挿した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめのころはどのお人形をどこに飾ったらいいかわからなかった。
でも今は、三人官女までなら分かる。
お内裏様は笏(しゃく)と刀、そしてお雛様(一対で内裏様と言う場合もある)は相扇(おこめおうぎ)を持つ。
三人官女は真ん中に座ったお雛様は島台と言う松の飾りを持っている。この方は眉を剃って、口にお歯黒が見えるから頭を付け違わないように。
向かって左は提子(ひさげ=酒の入れ物)を持ち右足を少し前に出す)、向かって右は長柄(ながえ)を持ち、左足を少し前に出す。すなわち両側の官女は外側の足を少し前に出している。
こんなこと覚えたって何の役にも立たない、ただ来年の今頃まで覚えていれば今度飾るときに考えなくってもいいだけだ。
以前にこんな歌を詠んだことが有った。 2012-02-20
2012-02-23
そして、今宵飾りながら詠んだ
おひなさま
昨年はお雛様を出さなかった。
目のあるものは一年に一度くらいは明るいところに出してあげるものだと。亡妻はよく言っていた。
昨年お雛様を出さなかった後ろめたさのせいか、仏壇の妻が
「おひなさまだしてあげてぇ」と言ってるような気がして、ついに出した。
静岡はひな人形の産地だった。
内裏雛は妻に頼まれて私が知り合いのひな人形屋さんで買ってきた、そして三人官女は妻がどこかのお店で買ってきたものだ。
桃の花の代わりに、昨晩おひたしにする菜花を一本残しておいたのをビンに挿し、もうひとつ表庭で咲いていた、花かんざしの花を小さなコップに挿した。
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はじめのころはどのお人形をどこに飾ったらいいかわからなかった。
でも今は、三人官女までなら分かる。
お内裏様は笏(しゃく)と刀、そしてお雛様(一対で内裏様と言う場合もある)は相扇(おこめおうぎ)を持つ。
三人官女は真ん中に座ったお雛様は島台と言う松の飾りを持っている。この方は眉を剃って、口にお歯黒が見えるから頭を付け違わないように。
向かって左は提子(ひさげ=酒の入れ物)を持ち右足を少し前に出す)、向かって右は長柄(ながえ)を持ち、左足を少し前に出す。すなわち両側の官女は外側の足を少し前に出している。
こんなこと覚えたって何の役にも立たない、ただ来年の今頃まで覚えていれば今度飾るときに考えなくってもいいだけだ。
以前にこんな歌を詠んだことが有った。 2012-02-20
2012-02-23
そして、今宵飾りながら詠んだ
by yo-shi2005
| 2015-02-27 22:47
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