2016年 01月 10日
初めに一言書いておくが、私は宇宙ロケットに関して専門的な知識は全く持っていない。
今日の地方紙にこんな記事が載っていた。
文字が小さくて、読みずらいと思うが、要約するとこういうことだ。
これまでは宇宙に向けてロケットを打ち上げるとき、われわれ素人が見て、宇宙ロケットと呼ばれるものの大部分は燃料タンクで、燃料を使い終わって空になればそのまま切り離して、地球の引力任せで海に放り込んでいた。
私は素人考えで、あの燃料の入れ物だってただでできるわけじゃないし、パラシュートか何かで地上に軟着陸させて回収し再利用できないのだろうかといつも思っていた。
ところが専門家も似たようなことを考えていたようだ。
宇宙開発が抱える問題のひとつに、地球から宇宙へ人や物を運ぶのに要する費用が莫大であることが挙げられるが、最大の原因は輸送手段であるロケットを使い捨てにしているということである。
宇宙ロケットの製造費用は数十〜数百億円であり、輸送費用の過半を占めている。
しかし、ロケットが航空機のように帰還し、整備と燃料補給を受けて繰り返し飛行することが可能であれば、飛行1回あたりの減価償却費ははるかに安くなるため、輸送費用を劇的に安くできると考えられた。
スぺースシャトルは理にかなっているように見えたが、一度使った後の整備費用が掛かりすぎて、いまいちだったようだ。
今では、宇宙ステーションに荷物を持って行ったロケットも、帰りは不要になったものや汚物などを詰め込んで、地球に向けて放り出すのだそうだ。
そうすると大気圏に突入した時に燃えてしまうのだと聞いたことがある。
今度アメリカのベンチャー企業2社が再利用することを考えて、実験をして、成功したという記事だ。
空っぽになった燃料タンクはそのまま地上に軟着陸させて整備して再利用する。
その方法は2社によって違うようだが、実験段階ではうまくいったようだ。
このブログを読まれた方も、そんなことには全く興味のない方が多いと思うが、どういうわけか、商業学校出身の私は興味がある。
これが実用されるまでぼけないでいられると楽しいと思うが・・・。
宇宙ロケットの残骸・再利用への道
初めに一言書いておくが、私は宇宙ロケットに関して専門的な知識は全く持っていない。
今日の地方紙にこんな記事が載っていた。
文字が小さくて、読みずらいと思うが、要約するとこういうことだ。
これまでは宇宙に向けてロケットを打ち上げるとき、われわれ素人が見て、宇宙ロケットと呼ばれるものの大部分は燃料タンクで、燃料を使い終わって空になればそのまま切り離して、地球の引力任せで海に放り込んでいた。
私は素人考えで、あの燃料の入れ物だってただでできるわけじゃないし、パラシュートか何かで地上に軟着陸させて回収し再利用できないのだろうかといつも思っていた。
ところが専門家も似たようなことを考えていたようだ。
宇宙開発が抱える問題のひとつに、地球から宇宙へ人や物を運ぶのに要する費用が莫大であることが挙げられるが、最大の原因は輸送手段であるロケットを使い捨てにしているということである。
宇宙ロケットの製造費用は数十〜数百億円であり、輸送費用の過半を占めている。
しかし、ロケットが航空機のように帰還し、整備と燃料補給を受けて繰り返し飛行することが可能であれば、飛行1回あたりの減価償却費ははるかに安くなるため、輸送費用を劇的に安くできると考えられた。
スぺースシャトルは理にかなっているように見えたが、一度使った後の整備費用が掛かりすぎて、いまいちだったようだ。
今では、宇宙ステーションに荷物を持って行ったロケットも、帰りは不要になったものや汚物などを詰め込んで、地球に向けて放り出すのだそうだ。
そうすると大気圏に突入した時に燃えてしまうのだと聞いたことがある。
今度アメリカのベンチャー企業2社が再利用することを考えて、実験をして、成功したという記事だ。
空っぽになった燃料タンクはそのまま地上に軟着陸させて整備して再利用する。
その方法は2社によって違うようだが、実験段階ではうまくいったようだ。
このブログを読まれた方も、そんなことには全く興味のない方が多いと思うが、どういうわけか、商業学校出身の私は興味がある。
これが実用されるまでぼけないでいられると楽しいと思うが・・・。
by yo-shi2005
| 2016-01-10 21:05
| 随想
|
Trackback
|
Comments(0)