2017年 12月 30日
ご近所に私よりだいぶ年上だがとても元気なおじいさんがいる。
元は農家でつい最近まではバイクで田んぼに通っていたが、今はリタイヤしたようだ。
農家だから庭が広い、その広い庭の庭木をよく手入れしている。
今日もオジサンは、電動のこぎりで道端の生垣を手入れしていた。
通りがかった私は声をかけた。
「綺麗になるね」
「なかなかだめだぃ、歳とっちゃったもんでなかなかはかどらなくって」
「オジサンいくつんなったぁ?」
「おらぁもう94だもの」
「この生垣の木はなんて言う木だね、あんまり見かけねぇ木だけど」
「これかぃ、こらぁアスパラだよ」
「えぇっ、あの食うアスパラかねぇ?」
「うん、あれたぁ違うけどおんなじアスパラだよ」
「そういやぁ前にテレビで見たけど、あの食うアスパラも食わねぇでほぉっとくとうんとでっかくなるっつう、あれだね」
「うん、そうだよ」
そのアスパラの生垣
大学の試験農場のアスパラ、ほおっておくとこんなに大きくなるんだから生垣にもなるのはうなづける。
以前から、この生け垣はなんて言う植物かなぁ、草かなぁ、それとも木なのかなぁと思っていたがオジサンのびっくりするような返事で謎が解けた。アスパラとは驚きだった。
ついでにおじさんに聞いてみた。
「そこにある大きい木に花が咲いてるけどあれはなんの木だね?」
「あれは、柊(ひいらぎ)だよ」
「えぇっ?、ひいらぎにしちゃぁ葉っぱに棘がねぇじゃん、種類が違うんかね?」
「ヒイラギっつうのは、木が歳をとるととげがなくなるんだよ」。
「あ、そうゆうもんかね、それで赤い実がつくんかね?」
「いや、あれは黒い実がつくんだ。クリスマスの飾りの赤い実はありゃぁセイヨウヒイラギで種類が違うんだ」
このおじさんとの立ち話の会話は、「生き字引」を紐解いた感じだった。
アスパラの生垣と、棘の無いヒイラギ
ご近所に私よりだいぶ年上だがとても元気なおじいさんがいる。
元は農家でつい最近まではバイクで田んぼに通っていたが、今はリタイヤしたようだ。
農家だから庭が広い、その広い庭の庭木をよく手入れしている。
今日もオジサンは、電動のこぎりで道端の生垣を手入れしていた。
通りがかった私は声をかけた。
「綺麗になるね」
「なかなかだめだぃ、歳とっちゃったもんでなかなかはかどらなくって」
「オジサンいくつんなったぁ?」
「おらぁもう94だもの」
「この生垣の木はなんて言う木だね、あんまり見かけねぇ木だけど」
「これかぃ、こらぁアスパラだよ」
「えぇっ、あの食うアスパラかねぇ?」
「うん、あれたぁ違うけどおんなじアスパラだよ」
「そういやぁ前にテレビで見たけど、あの食うアスパラも食わねぇでほぉっとくとうんとでっかくなるっつう、あれだね」
「うん、そうだよ」
そのアスパラの生垣
大学の試験農場のアスパラ、ほおっておくとこんなに大きくなるんだから生垣にもなるのはうなづける。
以前から、この生け垣はなんて言う植物かなぁ、草かなぁ、それとも木なのかなぁと思っていたがオジサンのびっくりするような返事で謎が解けた。アスパラとは驚きだった。
ついでにおじさんに聞いてみた。
「そこにある大きい木に花が咲いてるけどあれはなんの木だね?」
「あれは、柊(ひいらぎ)だよ」
「えぇっ?、ひいらぎにしちゃぁ葉っぱに棘がねぇじゃん、種類が違うんかね?」
「ヒイラギっつうのは、木が歳をとるととげがなくなるんだよ」。
「あ、そうゆうもんかね、それで赤い実がつくんかね?」
「いや、あれは黒い実がつくんだ。クリスマスの飾りの赤い実はありゃぁセイヨウヒイラギで種類が違うんだ」
このおじさんとの立ち話の会話は、「生き字引」を紐解いた感じだった。
by yo-shi2005
| 2017-12-30 17:02
| 自然
|
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Comments(2)
Commented
by
K
at 2017-12-30 23:48
x
えっ!
アスパラの生垣ですか
しっかり役目を果たしていますね〜
アスパラの生垣ですか
しっかり役目を果たしていますね〜
0
Commented
by
yo-shi2005 at 2017-12-31 23:26