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2018年 03月 12日

花に詫びたい花日記

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そもそもこの親父、基本的に欲張りなのかもしれない。
面倒見きれないくせして、花を集めたがる、困った性格のようだ。

猫の額ほどの狭い庭にいろいろな花を集めてみたが面倒見きれないでほったらかして置く。そんなことが時々ある。

今回はそんな花たちに詫びる思いで、アップしてみた。

藪椿(やぶつばき)

この花との付き合いは長い。考えてみるとこの子の親の代からの付き合いだ。
今から20年以上も前にどこかから椿の枝を貰ってきて挿し木をしたら根付いたそれを当時はこんなに花が多くなかったので裏庭の隅に植えた。それがすくすくと育って、よく花をつけ、実を実らせた。
その実がこぼれて芽を出して、妻はそれを掘り上げて鉢に植えた。
それが育って大きくなって鉢植えでは無理ということで庭の隅に植えた。
しかしブロック塀の工事で引き抜かれてしまった。
再び鉢に植え付けて、現在に至る。
この木の苦労はそれでは終わらなかった。
去年の夏のあの暑い中、棚の隅に追いやられ、水も十分には届かなかったようで気が付くと葉っぱがだいぶ黄ばんでしまっていた。
それでもよく見ると、枝の先端につぼみが見えた。
これは可愛そうと一生懸命水を上げたが、黄ばんだ葉っぱは元の緑の葉には戻らなかった。

でも蕾は次第に大きくなって、ついに開花したのだった。

その花を見ながら「お前には苦労を掛けたなぁ」詫びながら写真を撮ったのだった。
花に詫びたい花日記_e0033229_18424848.jpg



名前を忘れるほどの長い付きあいの椿

これもかれこれ15年くらいになる。
静岡市郊外の椿園から小さな苗を買って来た。
毎年花を咲かせていたが、いつも冬はほとんど日が当たらない玄関前の花の向こう側に追いやられて、花の季節になっても5~6っこかせいぜい10っこくらいしか花は咲かなかった。

所がどうしたわけか、昨年秋に気が付いてみるとおびただしい数の蕾がついていた。
「どうせ花の時期までに落ちちゃうんだろう」と思っていたが、蕾は大きくなるけれど落ちる気配はない。
「これじゃちょっと蕾が多すぎて、咲けないかも知れない」とつぼみを少し間引いた。
咲き始めてみると次々とよく咲く。つぼみのままで散るようなのは見当たらない。
この子に去年から今年にかけて何をしてあげたわけでもなく、それなのにこんなに咲いてくれた。
花が多すぎて枝が垂れ下がっている。
ただ、この子の名前はずいぶん前にわからなくなってしまっている。
花に詫びたい花日記_e0033229_18524222.jpg


買い求めた椿園が、日本平の中腹にあったので私は、勝手に「日本平椿」と呼んでいる。


ミニ・ツルニチニチソウ

普通日日草というと一年草だがつるにちにちそうは木質で多年草だ。その中でも花の形はよく似ているが葉っぱはかなり小さい、そしてこの種は葉っぱに薄い黄色の不が入っていて、全面黄色の葉っぱも出る、ちょっと変わったタイプだ。
これも妻が買って来たのだ。
欄を植える深鉢に植えてある。いつ植え替えたままか覚えがない。やはり棚の上の奥の方に追いやられていた。
今朝水をやりながらちょっと見ると青いものが見える。いつのまにか花が咲いていた。
この子もほったらかされた一つだ。
それでも花は咲いてくれる。
ふいり・ミニ・蔓日日草。
花に詫びたい花日記_e0033229_191059.jpg


こんなに花たちをほったらかして虐待して居ながら「俺は花好きだ」なんてよく言えたもんだと花にお詫びを言いたいところだ。
花に詫びたい花日記_e0033229_1973745.jpg


     お詫び申し上げます


by yo-shi2005 | 2018-03-12 20:05 | 花日記 | Trackback | Comments(0)
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富士山を崇め、滝に魅せられ、花を育てるのが大好き。こんなひとが書くブログです。


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