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2018年 04月 01日

焼津市のラウンドアバウト交差点

焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_16482129.jpg


その昔私が静岡市に移り住んだ頃は、すでに現物はなかったが、静岡市葵区の本通(ほんとおり)と国道362号線の交わる交差点は、「ホントオリロータリー」と呼ばれていた。
今はロータリーと呼ばずにラウンドアバウトと呼ぶのだそうだ。
静岡市の本通はもとは国道一号線だった、その道路と国道362号線が交差するところなので、こんな方式がとられたが、のちに交通の障害になるということで廃止された。その名残の名前が残っていたのだった。


交通量の多い交差点でも交通信号機は不要で、交差点に入るときは必ず一時停止して左に曲がるそして時計回りに回って、自分の行く方向の所で交差点から出るのである。


先年この方式の交差点が焼津市にできて供用されている。

用事で焼津市に行った帰り、お天気はいいし、少しドライブをして帰ろうと、市郊外の田園地帯を走っていると前方の道路の真ん中に何かある花が咲いたように赤い色をしていた。
車を止めてまず写真を一枚
焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_1734894.jpg



前にTVのニュースで放送していたロータリーだなとすぐわかった。
昔東京にいたころ池袋のロータリーをよく通ったから様子はわかる。

通過してから、車を道路端に寄せて車を降りて、今は県内でも数えるくらいしかないラウンドアバウト方式の交差点を見て来た。

焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_177516.jpg


開通してからもう一年余りになるが、通る車は何となくぎこちないような走り方だ。

焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_18124541.jpg


私がここでそんなことを書く必要もないと思うが、この形式は、普通なら右折して三美側の道路に曲がりたい車も、一度は左見紛って時計回りに四分の三周して左折の形で交差点から出る。



この画像はネットから拝借したものだが、この交差点は交通量も少なく規模も小さいようだ、
大きなものでは道路部分が二車線になっているものもある。

焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_17211072.png


上空から俯瞰してみると、綺麗な幾何学模様になっている。

静岡ではどこに行っても桜の満開が見られるが、桜を見ないで珍しい道路を見て来た。





追加情報

藤守・下小杉交差点は、国道150号バイパスの整備により交通環境が大きく変化し、以前と比べ交差点を利用する車両が減少しています。
しかし、南北道路の市道0203号線は見通しの良いほぼ直線の道路で、通行車両の速度が高くなる傾向が見受けられます。
そこで、環状交差点を導入し、通行車両の速度を抑制することで、信号機撤去後も交差点の安全を確保(出会い頭事故などの重大事故の抑止)し、あわせて交通の円滑化(信号停止による待ち時間の削減)を図りたいと考えています。

平成31年度供用開始の予定で測量並びに工事が進められています。

焼津市のラウンドアバウト交差点_e0033229_2148599.jpg




by yo-shi2005 | 2018-04-01 20:05 | その他いろいろ | Trackback | Comments(0)
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